
バイトはちゃんとしてるのになかなか貯金が貯まらないな〜
もしかして俺の今のバイトって時給低い…?
今回はそんな大学生の悩みを解消するための記事です。
- 大学生バイトの平均時給・月収、そして職種別の時給情報
- データから見る本当に時給の良いバイト
- 大学生が時給と楽かどうかの二点を重視してバイトを決めるべき理由
本記事では株式会社リクルートジョブズの研究機関「ジョブズリサーチセンター」から持ってきた信頼できるデータ(下にグラフがあります)を使っています。
引用元URLは下に書かれているグラフのところでのせていて、記事の途中に出てくるデータはここから引用しています。



本記事では信頼できるデータに、現役大学生である僕の感覚・経験を盛り込んだ信頼性のある記事になっています。
それではさっそく、大学生バイトの平均時給や月収などの実態をデータから読み取っていきましょう。
大学生バイトの実態(時給や月収など)


全国の大学生バイトの平均時給
大学生バイトに絞ったデータではないですが、全国のアルバイト・パートの平均時給は2015年以降、順調に増加していってます。
地方ごとの平均時給は以下のグラフを見てください。


(ジョブズリサーチセンターから引用)
まぁ当然、首都圏や都市が高くなっていますが、一番低い九州でも900円はこえてますね。



やっぱり俺のバイトって平均よりずっと低かった…



大学生はこのグラフから自分の住んでいる地域と平均時給をみつけて、自分のバイト先の時給と比べてみるといいですね!平均時給より低い時給で働いていて「全然お金の余裕がない…」と言っていても仕方ないですから…(笑)
時給や待遇に満足できないならすぐに新しいバイトを探すことをおすすめします。
その理由は後ほど書いていきますね。
大学生のバイトでの月収は?週に何回くらいバイトしてるの?



大学生が1週間に何回くらいバイトをしているのか、データを探したのですがなかなか信頼できそうなものが見つからなかったので、周りの友人に聞いてみることにしました。
その結果、週に2,3回(特に3回)の人が多かったです。
ちなみに僕も週3回をおすすめしています。
詳しくは大学生のバイトは週3でいい!大学生がそう語る理由と週3で稼ぐ方法で解説しています。
週3回だと仮定して、先ほどの平均時給も参考に月収を計算してみましょう!
- 週3回
- 1日あたり5時間働く
- 時給は全国平均の1,014円
ここから計算すると、一般的な大学生のアルバイトの月収は6万840円になります。
サークルや趣味などにお金がかかる、一人暮らしの生活費を自分でまかなっている、なんて大学生にとっては足りないかもしれません。



僕の友達たちのアルバイトをしている感じから想定すると、実際は1日あたりのバイト時間がもっと長い人も多いイメージです。なので、もう少し多い7,8万くらいが平均的かもしれません。
- バイト・パートの全国的な平均時給は1,014円。
- 1日あたり5時間のバイトを週3回やると月給は6万円。
- 必要な額に合わせて1日あたりのバイトの時間や勤務日数を調節している人が多い。
大学生のバイトを平均時給のデータから考察する


(職種別)バイトの時給
例として首都圏の職種別でのバイトの平均時給を見てみます。
ちなみに首都圏でなくても、平均時給は変わりますが職種ごとの高い・低いの順番は基本的に変わらないようです。


特別な資格等が必要な「専門職系」をのぞいて一番平均時給が高かったのは「販売・サービス系」のキャンペーンスタッフ(1,358円)です。
キャンペーンスタッフは業務内容から考えて一般には営業系だと考えられていると思いますが、ここでは販売・サービス系に分類されていました。
キャンペーンスタッフの仕事内容が営業やPRをして最終的にモノを売ることから、ここでは販売に分類されているのでしょう。



この表で使われている名称ではそれぞれ具体的なイメージがわきにくいと思うので、一般的なバイトの名前をあげていきます!
- 販売・サービス系→コンビニ・アパレル販売員
- フード系→飲食店バイト
- 製造・物流・清掃系→一般的に工場で働く人・ピッキングなどの物流スタッフ・ドライバー
- 事務系→一般事務・コールセンタースタッフ・データ入力バイト
- 営業系→営業全般・テレアポ
- 専門職系→看護師・美容師・スポーツインストラクター・保育士
時給のいいバイト
職種別の平均時給をみてみると特別な資格等が必要な「専門職系」をのぞいた場合、次に時給がいいのは「営業系」、そして次に「事務系」となっています。
そう考えると時給のいいバイトは営業系であるということになるのですが、営業系のバイトは慣れるまで結構大変だったりします。



営業系のバイトって何?



大学生の営業バイト(訪問販売)体験談!仕事内容や必要なスキルとは?では、実際に僕がやっていた営業系バイトの体験談をまとめています!
次に時給の高い事務系のバイトは、種類がいくつもあってその中でもコールセンターは大変なことが多いです。
コールセンター以外の事務バイトは基本的に楽なものが多いです。



ちなみに営業系のバイトと比べて、事務系のバイトは体力的にも精神的にも楽なバイトでして、僕も長くやっていました。
時給もよいため、楽に稼げるコスパのいいバイトとして自分と同じ大学生に向けてかなりオススメしています。
ちなみに一般事務はパソコン(Excell等)の扱いに慣れていたり、スキルがないと無理だとよく言われますが、それはおそらく間違ったイメージです。
正しい事務バイトの実態や、事務バイトをおすすめしている理由は楽に稼げる事務バイトが学生にとってコスパバイトである3つの理由にまとめています。
- 資格などが必要な専門職は一番時給が高い
- 大学生でそのような資格を持っている人は少ないので、時給の高さだけをみるなら営業バイト一択
- 精神的にも肉体的にも楽で、なおかつ稼げるバイトを探しているのであれば事務バイトがおすすめ
大学生が時給と楽かどうかの二点を重視してバイトを決めるべき理由



先ほどから事務バイトをすすめているように、僕は基本的に大学生には時給がよくて楽なバイトをすすめるようにしています。ここからは僕が大学生に「時給と楽かどうかの二点を重視してバイトを決めること」をおすすめしている理由についてお話しします。
「バイトすること」が目的ではなく「お金を得ること」が目的であれば、楽してお金を稼ぐことが一番合理的で、それを達成できる環境を手に入れることが重要だからです。
なのでお金を得るためにバイトをしている人の中に、バイトより楽にお金を稼げる手段を持っている人がいるのであれば、そっちを選ぶ方が合理的です。
時給が低かったり仕事がきつかったりしても、そのバイト先に何らかの思い入れがあったり、そこで働くこと自体が最初から目的だったのであればそこで働き続けることがいいと思います。
何か身に付けたいスキルを得るために働いている場合なんかも同様です。
(あくまで「お金を得ること」が目的であり、そのための手段としてバイトをしている人に限った話です。)
「とりあえず来月は出費が多いから1,2万円稼ぎを増やしたい。」くらいであれば、大学受験の時に使った本をサクッと売ればすぐに稼げます。
お小遣い稼ぎにおすすめ→大学受験参考書・赤本、予備校テキスト専門買取サイト「学参プラザ」
今はメルカリをはじめとしたサービスも多いので、お金を稼ぐことが目的であれば、バイトだけでなく不要なものをお金に変えることも検討してみては?
まとめ


全国規模のちゃんとしたデータを元に、自分が今やっているバイトについて考える機会ってあまりないと思います。
- 大学生はバイトをするもの
- バイトは大変で当然
- バイトなんだから時給が低くても仕方ない
なんて当たり前に思っている人も多いですが、実際はデータを見てみると同じ地域であっても職種によってかなり時給に差があることがわかります。
また、色々なバイトを経験してきた僕ですが、時給が良くて仕事も楽なバイトはあまり大学生に知られていないだけで間違いなくあります。
もし今のバイトで時給や待遇、仕事の大変さなどに不満があるのであれば、新しいバイトを探してみる



11種類のバイトを「楽しいかどうか」「稼げるかどうか」「楽かどうか」この3つのポイントから評価し、どんな人におすすめかそれぞれまとめた記事があります。新しいバイトを探すのであれば、ぜひ参考にしてみてください!

